小さな子供がいる薬剤師が働ける職場




現代では、子供が生まれたからといって仕事を諦めることなく続けたい、という女性が増えています。社会復帰という意味だけでなく、子供の教育費や生活費の充実のためにも働いておきたい、ということもあるでしょう。

そんなとき、せっかく持っている薬剤師の資格を活かさない手はありませんよね。薬剤師であれば、パートやアルバイトであっても一般的な職場よりは高時給で働くことが可能です。


しかし子供が小さいうちは、出産前と同じように働くというわけにはいかず、様々な制約が発生します。

出来るだけスムーズな転職のために、小さな子供がいても働きやすいのはどんな職場なのか、仕事と子育てを両立させるためのコツを確認しておきましょう。


小さな子供がいても働きやすい職場の特徴は?

子育て中の薬剤師、仕事への不安は?



小さな子供がいても働きやすい職場とはすなわち、仕事復帰に際して不安な点をサポートしてくれる職場と考えることができます。まずは、ママ薬剤師が仕事をするとき不安に感じることを確認していきましょう。

小さい子供はまだ体力や免疫力が十分でなく、すぐに体調を崩しがちです。保育園や幼稚園に預けていても、発熱や異常があればすぐに連絡が来て、迎えに行かなくてはなりません。


小学生であっても、病気の子供を残して仕事に行くというのは難しく、早退や欠勤をせざるをえない日があります。こうして、復職を検討しても「急に仕事を休むことができるだろうか」と不安になってしまうのです。

園や学校の行事のときに休めるかどうかも、不安点として挙げられます。週末にある行事は限られ、授業参観や発表会などは平日の昼間に行われます。せっかくの子供の姿を見られる機会に、仕事を休めるかどうかは、大切な点です。


仕事を始める前に、夏休みや冬休み、春休みの長期休暇の間子供はどう過ごすのかも、しっかり決めておく必要があります。実家が近ければ預かってもらったり、保育園を利用するという手もありますが、長期休暇の間は仕事を入れない、というケースもあるでしょう。

どんな職場なら働きやすい?



・薬剤師の人数が多め

薬剤師の数が少なければ、自分が欠勤した場合の穴も大きくなってしまい、やはり休みづらくなります。薬剤師が一人しかいない小さな薬局では、薬剤師が休めば休業ということにもなるのです。

それでは申し訳なく、結局は子供が病気のときにも無理をして出勤せざるを得ない、ということになりかねません。

逆に薬剤師数が多ければ、それだけ融通が利きやすくなります。子供が小さい間は、極端に薬剤師数が少ない職場は避けたほうが良いでしょう。


・ママ薬剤師が多い職場

子育てでどんなことが困るのか、やはり体験してみないと分からないものです。そんな体験があるママ薬剤師が多い職場なら、育児と仕事の両立に理解を得やすくなります。急な休みのときにも「お互い様」と助けあうことができます。

経営者も育児に理解があり、時短勤務に対応していたり、産休や育休の実績がある職場であればなお安心です。


・残業や土日祝日の出勤が少ない

子供のお迎え、園や学校の休みのことを考えると、残業が多かったり土日祝日にも出勤を促されるような職場は難しくなります。

これらの条件を考慮すると、病院や製薬企業、治験企業などは残業や土日祝日出勤の面で難しいでしょうから、子供が小さい間は調剤薬局やドラッグストアなどで勤務するのが現実的です。

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・勤務先までのアクセスが便利

一人で通う分には多少遠い職場でも通い続けられますが、子育て中は職場が近いに越したことはありません。子育てと仕事の両立では、時間はできるだけ上手に使う必要があり、利便性やお迎えのしやすさがポイントです。

自宅から通いやすい、幼稚園・保育園が通勤途中にある、仕事帰りに買い物がしやすいといったアクセスを重視しましょう。大手の病院などで院内託児所を利用できれば、さらに便利で助かります。


子育てと仕事の両立を成功させるためには?


求人探しは転職サイトを利用

上記のような条件を備え、より待遇のいい求人を探すためには、薬剤師専門の求人サイトを利用することをおすすめします。薬剤師求人の多くは非公開で行われ、インターネット上の転職サイトに登録することでチェックすることができます。

公開すると求人が殺到するような好条件の求人こそ、非公開となっているのです。転職サイトは登録も利用も無料で行えるので、上手に利用しましょう。


大きなメリットは、転職サイトのエージェントが、薬剤師に代わって条件に合う求人を紹介してくれる点です。育児のことや家庭の都合、職場への希望を伝えておくことで、それに合った転職先を見つけてくれます。

育児中の薬剤師がどのぐらい働いているのか、実際の残業状況や職場の雰囲気などを、事前にエージェントから聞くことができるので、転職してから「こんなはずじゃなかった」と後悔するのを避けられます。


サイトごとに扱う求人内容や強みが異なっているため、2~3のサイトに登録して比較し、自分に合ったところを選ぶのがコツです。

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子育てと仕事を両立するために

恵まれた条件の転職先であっても、やはり子育てと仕事の両立は簡単なことではありません。そこで、両立するためのコツを念頭に置いておきましょう。


・早退や欠勤の連絡は出来るだけ早くする

事前に分かっている休みの場合、事前にシフトを替わってもらうなどして、人手が不足しないように配慮します。体調不良の際にも、早退や欠勤が分かった時点で出来る限り早めに連絡すれば、シフトを手配できるかもしれません。

仕方がないことではありますが、出来るだけ迷惑をかけないようにする姿勢が大切です。


・休暇申請は早めに、有給にする方法も

有給休暇制度がある場合には、いざ休まなければならない時のために溜めておくのも賢い方法です。欠勤にしてしまうよりも、効果的に有休を使った方が互いにモヤモヤせず、気持ちよく過ごすことができます。


・いきなりフルタイムにしない

はじめから正社員やフルタイムのパートとして働くのではなく、まずは1日5~6時間、週3~4日程度のパートタイムから始めるようにします。子供の行事に出る際にもスケジュールをやりくりしやすくなり、だんだんと働き方の感覚がつかめてきます。

実家が遠いなど長期休暇の預け先がない場合、保育園を選んだり、休暇中にも預かり保育を頼める幼稚園を探してみましょう。

小さな子供がいる薬剤師でも働きやすい職場って?・まとめ

  • 急に休めるか、行事に出られるかといった不安がある
  • ママ薬剤師が多い職場なら理解が得られやすい
  • 残業や休日出勤が少なく、アクセスの良い求人がおすすめ
  • 転職サイトを利用し、条件に合う求人の紹介を受けよう
  • 休みや早退は出来るだけ早く連絡し、配慮を示す
  • まずはパートタイムから働いてみる

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